3 月 15 日
「15 日は晴れるから!」と断言するバイソンのりこ (しろくま義母) に誘われ今年も偕楽園に梅の花見物に。前日 14 日は暴風雨。しかし 15 日はのりこの予言どおりにお花見日和の快晴となりました。
さらにのりこから言い渡されたのが、「朝ごはんを食べないでおいで。お弁当持ってゆくから!」ということだった。
のりこは毎年お弁当を用意してくれるのだ。愛情あふれる、大量のイカのから揚げとおにぎり。しかし朝からから揚げはきつい。正直きつい。しかも、から揚げでふくれたお腹でさらにお昼のあんこう鍋に挑まなければならないのだ。育ち盛りの若者やおすもうさんならいざしらず、中高年の階段を着実に登り代謝も年々下がる一方の私にとってはなかなか厳しい。そこで 2 年ほど前に、「朝ごはん食べてきたから、持って帰って夕ご飯にいただくね」という防御策を編み出したのだが・・・。ことしはその防御策をあらかじめ封じられてしまった。のりこ、あなどりがたし。
電車に乗り込むとさっそく渡されたお弁当。後ろの座席から身を乗り出してのりこが見守っているので、元気よくがっつり食べる。左がイカのから揚げで右は卵焼き。そのほかおにぎりと切干大根などなど。でもどうしてお義母さんのお弁当はいつもイカのから揚げなのか??そのうち解明してみよう。
偕楽園の梅は前日の暴風雨のせいか、だいぶ散ってしまっていました。
これは偕楽園で一番珍しい梅だと (他のお客さんを案内されていた) ガイドさんが説明しておられた。花弁が退化したのだとか。
漢字では書けない・・・。
ここ、偕楽園では毎年、「梅の花を見る」→「梅娘の写真を撮る」(のりこ)→「水戸黄門と写真を撮る」(のりこ)→「梅干と納豆のおみやげを GET する」という恒例の流れになっております。
きれいな梅娘さん (「水戸の梅大使」が正式名称らしい) にお願いして写真を撮らせていただく。のりこは一緒に写真に収まったあとも、カメラ小僧のようにパシャパシャ取り巻くっていた。使命を 1 つクリア。
次に向かった、水戸黄門との写真撮影には長蛇の列。「写真撮りにゆきますか?」とのりこに聞いたが、「大勢いるからいい」という返事。しかし、名残惜しそうに何度も振り返っている様子を見ると、「撮りましょう!」と強引に誘うべきだったかな・・・?来年はそうしよう。
しばらく公園の中をふらふらしていると、虚無僧と旅芸人風のいでたちのご一行が立ち話をしているところに行き当たった。あまりにも普通にしておられるので、写真を撮らせてもらってもよいものかどうかわからず、スルーしてしまった。そしたら次に、目の前を歩く怪しい姿を発見。
このお侍さん、しばらく私たちの前を歩いていたので思い切って声をかけてみた。写真を撮らせていただいてもよいですか、とお願いしたら快諾してくださったので、のりこと一緒に写真に収まった。調子に乗ったおっさんは、名刺までいただいてしまった。かたじけない。
さらにはお供をつけずにひとりで闊歩する姫もお見かけした。・・・今年はコスプレに力を入れていたのかしらん?
おみやげを購入したら電車に乗って大洗へ。いつもの年はよしお(義父)がお店を予約してくれるのだが、今年はおっさんお勧めのどぶ汁を出してくれるお店へ。茨城では家庭ごとにあんこう鍋の作り方がちがい、お店ごとにそれぞれの味があるという。インドのカレーみたいなものでしょうか。
大洗「大森」さんのどぶ汁は
もともとは漁師料理で、見た目とにおいが「どぶのようだ」ということで文字通り「どぶ汁」と呼ばれるようになったそうです。お店では下茹でして生臭さを消しているため、香ばしいお味噌の良いにおい。
あとはひたすら食べる。おいしい、おいしい!
濃厚なお味噌のお出汁がすごーーーくおいしかった!また食べたい!
のりこもよしおも大満足なようで、親孝行できて良かった。また来年!
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