2008 年 8 月 23 日。
この日はおっさんのバースデー。
夏休みはここ 3 年ほど、しろくまファミリーで上高地に集結しております。で、毎年その頃に誕生日をむかえて、結果毎年誕生日に嫁の家族と旅している気の毒?なおっさん。今年は家族と合流前に、おっさんの誕生日プレゼントとして安曇野ツアーを行いました。
道祖神で有名な、安曇野。穂高駅前で自転車を借りて、まずは大王わさび農場へ。
「カメハメハ大王みたいな王さまがいるの?」 いないよ。
水がきれいだー。
清流にカヌーを浮かべているひとびとがいます。気持ちよさそうだなぁー。
おっさんはここでクリアボートに乗って川下りするぞ!と意気込んでいたのだが、悪天候のため、中止になっていたのだ。がーん!!!
ハシモトはわさびアイスさえ食べられればそれで良い。
気をとりなおし、自転車かっとばして、碌山美術館へ。
赤いレンガ造りの素敵な建物です。
作品のほか、資料も多数展示されています。彫刻家/画家である荻原碌山についてはまったく無知だったしろくまですが、作品の力強さと、それらがわずか 30 年という短い人生の間に残されたものであるということに驚きました。明治時代にアメリカ、フランスと留学し、ロダンと交流し、ギリシャやエジプトにまで旅をしたという。すごい密度の濃い生き様だよなぁ。
庭の片隅に座している碌山作「労働者」と。
ハシモト「いい筋肉しているなぁー・・・」ほれぼれ。
次に安曇野アートヒルズ・ミュージアムへ。数多くのガラス工芸が展示、販売されています。
しろくま、とんぼ玉に魅せられる。なにか一日中ながめていたい気にさせられる。そして、誕生日の主役であるはずのおっさんに、とんぼ玉のピアスを買わせてしまう。
おかえしと言ってはなんですが、ミュージアム内の素敵なイタリアン・レストランでバースデイ・ランチをプレゼント。
おっさんたんじょうびおめでとう~♪♪
おいしかった!! しかし、おっさんに負けないくらいよく食べた私 (とハシモト) であった。
それからバスにゆられて平湯温泉へ。
平湯温泉のおそば屋さんで食べた夕食の、名物朴葉味噌~。
待ち合わせの旅館で、しろくまのファミリー (両親、妹夫婦とその娘のゆうちゃん、姉の長男であるさとるくん) と合流すると、しろくま父が、この日子供たちを連れて行ったくま牧場のおみやげといって、しろくま携帯ストラップをくれました。
誕生日はおっさんなんだけれども、わたしばっかりプレゼント貰ってるよ・・・。
※
8 月 24 日
早朝からバスに乗って乗鞍高原は畳平へ。
厚い雲におおわれたどんよりした日和ですが、しろくま母が「山のてっぺんは雲の上だから晴れてるにちがいない」と言う。
半信半疑でいたら、バスが高度を上げてゆくにつれ、雲が切れて時折晴れ間も覗く。晴天とはゆきませんでしたが、まぁ雨が降らないだけでも OK としましょう。
標高 2702 メートル。これをバスで登ってこれちゃうんだかららくちんだよね。
標高から想像できるように、相当寒い!薄着で来てしまったしろくま妹はがたがた震えながら 「山を甘く見ちゃいけない!」とつぶやいておりました。
可憐な高山植物も見られます。
前回はずかしながらチングルマと間違えたハクサンイチゲ。実際に自分の目で見ると違いが一目瞭然でした。チングルマよりも大ぶりで背が高く、華やかな花です。
畳平を散策し、食事をとったあと、魔王岳に登りました。畳平から 20 分程度で簡単に登れます。
魔王園地。しろくまファミリー、輪になって今後の方向性について語り合う。
魔王岳山頂、ゆうちゃんと一緒にくまたちも誇らしげ。
「未確認飛行物体を見つけた!」というコンセプトで撮った写真。
この登山道沿いに咲いていたのが、
なんと!高山植物の女王こと、コマクサだよ! さして苦もなくこの貴重な植物が見られるなんてびっくりしました。
へろへろになってお花畑にたどり着くのがいつものくまたびなのに・・・。
そしてその日の夜は、
飛騨牛。
イワナ。
骨酒 (おっさんとしろくま父のみ。)
をたいらげて、温泉にゆっくりつかって眠りました。
※
8 月 25 日
この日は上高地散策。大正池 ~ 明神小屋まで歩きます。
3 年連続、家族と上高地に来ていますが、おっさんと私は途中抜けで焼岳や蝶ヶ岳に登っていたので、ゆっくり上高地を歩くのは、実ははじめてです。
霧の大正池はとてもムーディー。
ムーディ・ハシモトです。
「右から左へ~受け流すぅー」 古いよ。
立ち枯れた木には、なにか荒廃したイメージが。
おおっと、しろくまの両親が手をつないでいますよ。「仲いーいーなー」とうらやましそうなハシモト。
ずっと仲良くしてね。
おお、ゆうちゃんのパパとママも手をつないでいるよー。ラブラブですな。
ハシモト「みてみて、立派なしっぽが生えたよ!」
サラシナショウマだよね?それ。
サルの親子がいました。
梓川の川原の石ころで、ちびたちが作ったアート。右がさとる (11 歳)、左がゆうちゃん (9 歳) の作品。ゆうちゃんの作品はしろくま??
そして明神小屋にたどりついたら、名物のイワナの囲炉裏焼きをいただかなければ! こうばしーく焼けていて、骨までおいしい。ほんと絶品です。
明神池をまわったら、そろそろゴールですね。
明神橋を渡って帰りましょう。
8 月 26 日
最終日は、父のリクエストで人形作家・与勇輝さんの作品が展示されている「与勇輝館」へ。
単純に「可愛い」とは言いがたい、子供の躍動感や気だるさが表現された手作りのお人形の数々に感銘を受ける。
見ていたら記念にと父が買ってくれた写真集。甘ったれな娘ですみませぬ・・・。
そして長いたびのお別れは、富士吉田駅。
しろくまの両親はそのまま愛車で山口に帰りがてら「フルムーン」に行くと言う(仲いーいーなー)。ゆうちゃんファミリーもマイカーでおうちへ。しろくまとおっさんはさとるくんを連れ、電車で帰ります。
ゆうちゃんがさとるにいちゃんと別れるのが悲しくて泣いちゃった。泣き顔がたまらんかわいいと思うおばちゃんであった。
電車が大好きなさとるくんは、富士急行の富士山電車にカンゲキ。
しかも、一番先頭の展望車両に乗ったよ!
さとると同じくらい私も大興奮!でした。(子供連れでないとなかなかこんな席には座れません。)
大家族で旅行すると、楽しかったり大変だったりしますね。
特に子供たちのパワーには圧倒されっぱなしでした。
上高地まで来るのは今年で最後、と父が宣言しましたが、来年もみんなでどこかに行きたいなー。
※※※※※※
記事を書いている間に、家のパソコン or ネットに障害が発生してアップロードができなくなってしまいました。
しかも、その後、家の用事で実家に帰ることになりまして、この記事は宙ぶらりんになってしまう羽目に。
今、ちょっとだけ父のパソコンを借りてアップさせてもらいました。
コメント返しやご訪問は、うちに帰って落ち着いてからやりますので、ちょっと待っててね。
すみません!
では、また。
この日はおっさんのバースデー。
夏休みはここ 3 年ほど、しろくまファミリーで上高地に集結しております。で、毎年その頃に誕生日をむかえて、結果毎年誕生日に嫁の家族と旅している気の毒?なおっさん。今年は家族と合流前に、おっさんの誕生日プレゼントとして安曇野ツアーを行いました。
道祖神で有名な、安曇野。穂高駅前で自転車を借りて、まずは大王わさび農場へ。
「カメハメハ大王みたいな王さまがいるの?」 いないよ。
水がきれいだー。
清流にカヌーを浮かべているひとびとがいます。気持ちよさそうだなぁー。
おっさんはここでクリアボートに乗って川下りするぞ!と意気込んでいたのだが、悪天候のため、中止になっていたのだ。がーん!!!
ハシモトはわさびアイスさえ食べられればそれで良い。
気をとりなおし、自転車かっとばして、碌山美術館へ。
赤いレンガ造りの素敵な建物です。
作品のほか、資料も多数展示されています。彫刻家/画家である荻原碌山についてはまったく無知だったしろくまですが、作品の力強さと、それらがわずか 30 年という短い人生の間に残されたものであるということに驚きました。明治時代にアメリカ、フランスと留学し、ロダンと交流し、ギリシャやエジプトにまで旅をしたという。すごい密度の濃い生き様だよなぁ。
庭の片隅に座している碌山作「労働者」と。
ハシモト「いい筋肉しているなぁー・・・」ほれぼれ。
次に安曇野アートヒルズ・ミュージアムへ。数多くのガラス工芸が展示、販売されています。
しろくま、とんぼ玉に魅せられる。なにか一日中ながめていたい気にさせられる。そして、誕生日の主役であるはずのおっさんに、とんぼ玉のピアスを買わせてしまう。
おかえしと言ってはなんですが、ミュージアム内の素敵なイタリアン・レストランでバースデイ・ランチをプレゼント。
おっさんたんじょうびおめでとう~♪♪
おいしかった!! しかし、おっさんに負けないくらいよく食べた私 (とハシモト) であった。
それからバスにゆられて平湯温泉へ。
平湯温泉のおそば屋さんで食べた夕食の、名物朴葉味噌~。
待ち合わせの旅館で、しろくまのファミリー (両親、妹夫婦とその娘のゆうちゃん、姉の長男であるさとるくん) と合流すると、しろくま父が、この日子供たちを連れて行ったくま牧場のおみやげといって、しろくま携帯ストラップをくれました。
誕生日はおっさんなんだけれども、わたしばっかりプレゼント貰ってるよ・・・。
※
8 月 24 日
早朝からバスに乗って乗鞍高原は畳平へ。
厚い雲におおわれたどんよりした日和ですが、しろくま母が「山のてっぺんは雲の上だから晴れてるにちがいない」と言う。
半信半疑でいたら、バスが高度を上げてゆくにつれ、雲が切れて時折晴れ間も覗く。晴天とはゆきませんでしたが、まぁ雨が降らないだけでも OK としましょう。
標高 2702 メートル。これをバスで登ってこれちゃうんだかららくちんだよね。
標高から想像できるように、相当寒い!薄着で来てしまったしろくま妹はがたがた震えながら 「山を甘く見ちゃいけない!」とつぶやいておりました。
可憐な高山植物も見られます。
前回はずかしながらチングルマと間違えたハクサンイチゲ。実際に自分の目で見ると違いが一目瞭然でした。チングルマよりも大ぶりで背が高く、華やかな花です。
畳平を散策し、食事をとったあと、魔王岳に登りました。畳平から 20 分程度で簡単に登れます。
魔王園地。しろくまファミリー、輪になって今後の方向性について語り合う。
魔王岳山頂、ゆうちゃんと一緒にくまたちも誇らしげ。
「未確認飛行物体を見つけた!」というコンセプトで撮った写真。
この登山道沿いに咲いていたのが、
なんと!高山植物の女王こと、コマクサだよ! さして苦もなくこの貴重な植物が見られるなんてびっくりしました。
へろへろになってお花畑にたどり着くのがいつものくまたびなのに・・・。
そしてその日の夜は、
飛騨牛。
イワナ。
骨酒 (おっさんとしろくま父のみ。)
をたいらげて、温泉にゆっくりつかって眠りました。
※
8 月 25 日
この日は上高地散策。大正池 ~ 明神小屋まで歩きます。
3 年連続、家族と上高地に来ていますが、おっさんと私は途中抜けで焼岳や蝶ヶ岳に登っていたので、ゆっくり上高地を歩くのは、実ははじめてです。
霧の大正池はとてもムーディー。
ムーディ・ハシモトです。
「右から左へ~受け流すぅー」 古いよ。
立ち枯れた木には、なにか荒廃したイメージが。
おおっと、しろくまの両親が手をつないでいますよ。「仲いーいーなー」とうらやましそうなハシモト。
ずっと仲良くしてね。
おお、ゆうちゃんのパパとママも手をつないでいるよー。ラブラブですな。
ハシモト「みてみて、立派なしっぽが生えたよ!」
サラシナショウマだよね?それ。
サルの親子がいました。
梓川の川原の石ころで、ちびたちが作ったアート。右がさとる (11 歳)、左がゆうちゃん (9 歳) の作品。ゆうちゃんの作品はしろくま??
そして明神小屋にたどりついたら、名物のイワナの囲炉裏焼きをいただかなければ! こうばしーく焼けていて、骨までおいしい。ほんと絶品です。
明神池をまわったら、そろそろゴールですね。
明神橋を渡って帰りましょう。
8 月 26 日
最終日は、父のリクエストで人形作家・与勇輝さんの作品が展示されている「与勇輝館」へ。
単純に「可愛い」とは言いがたい、子供の躍動感や気だるさが表現された手作りのお人形の数々に感銘を受ける。
見ていたら記念にと父が買ってくれた写真集。甘ったれな娘ですみませぬ・・・。
そして長いたびのお別れは、富士吉田駅。
しろくまの両親はそのまま愛車で山口に帰りがてら「フルムーン」に行くと言う(仲いーいーなー)。ゆうちゃんファミリーもマイカーでおうちへ。しろくまとおっさんはさとるくんを連れ、電車で帰ります。
ゆうちゃんがさとるにいちゃんと別れるのが悲しくて泣いちゃった。泣き顔がたまらんかわいいと思うおばちゃんであった。
電車が大好きなさとるくんは、富士急行の富士山電車にカンゲキ。
しかも、一番先頭の展望車両に乗ったよ!
さとると同じくらい私も大興奮!でした。(子供連れでないとなかなかこんな席には座れません。)
大家族で旅行すると、楽しかったり大変だったりしますね。
特に子供たちのパワーには圧倒されっぱなしでした。
上高地まで来るのは今年で最後、と父が宣言しましたが、来年もみんなでどこかに行きたいなー。
※※※※※※
記事を書いている間に、家のパソコン or ネットに障害が発生してアップロードができなくなってしまいました。
しかも、その後、家の用事で実家に帰ることになりまして、この記事は宙ぶらりんになってしまう羽目に。
今、ちょっとだけ父のパソコンを借りてアップさせてもらいました。
コメント返しやご訪問は、うちに帰って落ち着いてからやりますので、ちょっと待っててね。
すみません!
では、また。