2006年9月2日土曜日

しろくまファミリー大移動 ~ 3 日目: 焼岳に登る 

おっさんに「誕生日プレゼント何がいい?」と訊いたら、「山登り」と返事されたことを覚えていますか?

この日はファミリーとは別行動で、身体を張った誕生日プレゼントを贈るべく焼岳 (2455m) に登る羽目になりました。

今日も 5 時発~、朝焼けの空~(ふらふら)。

平湯温泉から 5 時発上高地行きのバスに乗り、中ノ湯バス停で降ります。くねくねとカーブを繰り返す車道を歩いて中ノ湯温泉脇の登山口へ。

左がキツリフネソウ。右はツリフネソウ。

涼しいうちにどんどん行こうね。

視界が開けてくると絶景が目の前に。

「あんなところまで登るのか・・・」

まだ余裕?

雲海が見えるね~♪

頂上はまだ遠いよ。煙が出てるよ。かんかん照り、暑いよ・・・。

険しい登りの道も、良く見るとお花畑なのだ。

「高いところに立つと、"天下取ったど~!" って気分になるよな?」

火口湖に到着~。ちょっと一息。

こちらは南峰。活火山らしく、立ち入り禁止です。

「あの岩、お地蔵さんに見えるね」

← 2 人並んでいるみたい。

焼岳は活火山なので、噴気孔からもうもうと煙が立ち上っています。姪っ子のゆうちゃん (7 歳) にこの写真を見せて、「雲が生まれるところを見てきたよ」と大ほらを吹く。

頂上までさらに一登り。

「ついた~!」

すばらしい景色。

登ってしまったからには降りねばならないのが宿命。上高地側に下山します。上高地までの道、中ノ湯からの登りにたどった道に比べてめちゃめちゃ長く、歩きにくく、過酷でした。どちらかというと、上高地側から登るほうがメジャーなコースらしく、大勢の登山者と行き交いましたが、みなさん良く登って来るなぁ・・・。登りに弱い私だったら、途中で音を上げていたかもしれない。

こんな階段の難所もいくつか・・・。

ようやく平らな道にたどりついたときには、涙が出るかと思ったよ~・・・。

ああ、梓川だ・・・。

川原で休憩。ぱんぱんに腫れた足の裏を梓川の清流に浸すと気持ちよかった!でももの凄く冷たかった・・・。

鴨田 4 兄弟の襲撃。

彼ら、ぜんぜん人を怖がりません。ハシモトが危うく食べられそうになりました。

カフェのテラスでケーキをいただく。自分へのご褒美~♪

さて、私が汗と泥にまみれ、ミニドーナツ数個で空腹を満たしながら山の中を彷徨っていた間、ゆうちゃんファミリーは上高地ハイキング(もちろん平地)を楽しみ、お昼にはおじいちゃん(しろくま父)のおごりで豪華飛騨牛をいただいたそうだ・・・。うらやまし・・・、いや、なんでもないです。

ゆうちゃんが「旅行で一番印象に残ったこと」というお題で描いた絵は、リュックを背負ったしろくまの絵でした。可愛い・・・。しかし、しろくまと旅行する絵日記を見た小学校の先生、どう解釈するんだろう・・・?

←ゆうちゃんの帽子に乗って。

「また一緒に旅しようね」


しろくまファミリー大移動 ~ 2 日目: 美ヶ原 

朝の高原には霧がかかっています。それでも日が昇るにつれてどんどん視界が晴れてゆきました。

美ヶ原を下ってゆきます。

左にいる茶色い牛 (ジャージー牛) は、「2006 号」で、今年、この牛の写真を激写すると豪華な賞品が貰えるらしい。ただし、首に下がった「2006」の表札がはっきり写っていないと駄目。みんなで一生懸命呼んだけど、知らん振り。つれないのね・・・。

「いやー、高原は気持ちがいい~♪」

美しの塔。鐘を鳴らしてみる。しあわせになれるかな?

美ヶ原高原美術館にやってきたよ。

彫刻の森のサーカスになじんでるハシモト。

「私は夜の戦士ジャガー」

「やるのか~?コラァ?」

「・・・・・ すみませんでした」(コワイ・・・。)

この彫刻を見た人はみな、心の中でつぶやくのだ。

「チッチキチー」

たくさん遊んだら、次は岐阜県の平湯温泉まで車を走らせます。

しろくま父の車のカーナビはバージョンが古いためか大迷走を繰り広げ、通常より 1 時間半多く時間をかけてなんとか到着。

途中、「山形まで 9 キロ」という道路標識を見て、「ああ、9 キロで山形県まで行けちゃうんだ!」とつぶやいたしろくまは父とおっさんに大変馬鹿にされましたが、後続車でしろくま妹(ゆうちゃんのママ)もまったく同じことを考えていたことが判明。頭の弱い姉妹・・・。