おっさんに「誕生日プレゼント何がいい?」と訊いたら、「山登り」と返事されたことを覚えていますか?
この日はファミリーとは別行動で、身体を張った誕生日プレゼントを贈るべく焼岳 (2455m) に登る羽目になりました。
今日も 5 時発~、朝焼けの空~(ふらふら)。
平湯温泉から 5 時発上高地行きのバスに乗り、中ノ湯バス停で降ります。くねくねとカーブを繰り返す車道を歩いて中ノ湯温泉脇の登山口へ。
左がキツリフネソウ。右はツリフネソウ。
涼しいうちにどんどん行こうね。
視界が開けてくると絶景が目の前に。
「あんなところまで登るのか・・・」
まだ余裕?
雲海が見えるね~♪
頂上はまだ遠いよ。煙が出てるよ。かんかん照り、暑いよ・・・。
険しい登りの道も、良く見るとお花畑なのだ。
「高いところに立つと、"天下取ったど~!" って気分になるよな?」
火口湖に到着~。ちょっと一息。
こちらは南峰。活火山らしく、立ち入り禁止です。
「あの岩、お地蔵さんに見えるね」
← 2 人並んでいるみたい。
焼岳は活火山なので、噴気孔からもうもうと煙が立ち上っています。姪っ子のゆうちゃん (7 歳) にこの写真を見せて、「雲が生まれるところを見てきたよ」と大ほらを吹く。
頂上までさらに一登り。
「ついた~!」
すばらしい景色。
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登ってしまったからには降りねばならないのが宿命。上高地側に下山します。上高地までの道、中ノ湯からの登りにたどった道に比べてめちゃめちゃ長く、歩きにくく、過酷でした。どちらかというと、上高地側から登るほうがメジャーなコースらしく、大勢の登山者と行き交いましたが、みなさん良く登って来るなぁ・・・。登りに弱い私だったら、途中で音を上げていたかもしれない。
こんな階段の難所もいくつか・・・。
ようやく平らな道にたどりついたときには、涙が出るかと思ったよ~・・・。
ああ、梓川だ・・・。
川原で休憩。ぱんぱんに腫れた足の裏を梓川の清流に浸すと気持ちよかった!でももの凄く冷たかった・・・。
鴨田 4 兄弟の襲撃。
彼ら、ぜんぜん人を怖がりません。ハシモトが危うく食べられそうになりました。
カフェのテラスでケーキをいただく。自分へのご褒美~♪
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さて、私が汗と泥にまみれ、ミニドーナツ数個で空腹を満たしながら山の中を彷徨っていた間、ゆうちゃんファミリーは上高地ハイキング(もちろん平地)を楽しみ、お昼にはおじいちゃん(しろくま父)のおごりで豪華飛騨牛をいただいたそうだ・・・。うらやまし・・・、いや、なんでもないです。
ゆうちゃんが「旅行で一番印象に残ったこと」というお題で描いた絵は、リュックを背負ったしろくまの絵でした。可愛い・・・。しかし、しろくまと旅行する絵日記を見た小学校の先生、どう解釈するんだろう・・・?
←ゆうちゃんの帽子に乗って。
「また一緒に旅しようね」