11 月 13 日
奥多摩の紅葉がそろそろいい感じらしいということで、早起きしてやってきました。新宿発のホリデー快速も、奥多摩駅のトイレも、各方面行きのバス乗り場も満員大行列状態。人気の高さがうかがえます。
私たちの乗った東日原行きのバスも 2 台続けて満員でしたが、たいていの人は、川乗山を目指すようで途中下車してゆきます。私たちは、終点の東日原から金袋山をめざします。
途中、鷹取山方面に見える稲村岩。周辺が色づいていますが、写真ではイマイチですね。
甲高い声でおしゃべりをしていたにぎやかな若者たちが日原鍾乳洞へ向かって分岐して行ったので、ひそかに胸を撫で下ろす。山はできれば静かなほうがうれしい。
力いっぱい応援いただいたけれども激登りって・・・。急登よりも激しいの?
身体が慣れるまではかなり苦しい。ゆっくりゆっくり登ってゆきます。日ごろ走っているおっさんは、息ひとつ切らしません。ねたましい。
「激登り」 は紅葉の道でもあります。足元に溜まりに溜まった乾燥した落ち葉が、歩くたびにカシャカシャ音をたてます。
たくさんの落ち葉がひらひら舞い落ちる様子もよかったのですが。写真には映せない風情です。
島根・安蔵寺山のナラ太郎とどっちが大きいか?と議論しつつお昼休憩。ポットのあったかいお湯で作るコーヒーやインスタント・スープにしあわせを感じる季節。
食後、金袋山頂上をめざします。
山頂までは、落ち葉に埋もれて道がわかりにくくなっているので注意です。迷うことはないかと思いますが・・・。
鮮やかな黄色のカエデ?の樹がありました。しかし高度があがるほど、紅葉の時期は過ぎてしまっていました。
山頂は開けた場所があるなぁ、という感じであまり印象的ではなかった。 おやつと紅茶で一服して、そそくさと来た道を下る。
「あの木の洞、入りたくなるよね」「じゃあ入ってきたら」ということで、木の洞に潜り込むおっさん。バカボンのパパと同じ年齢。
トレラン仕込みの傾斜を安全・軽快に下る極意をおっさんから授けられつつ、かなりのスピードで降りてきました。激登りも、登りにかかった 1/3 くらいの時間で下って来たような感じです。
帰りのバスの時間ぎりぎりで、走ってようやく乗り込み(おっさんが先に行って運転手さんにちょっと待ってもらってた。申し訳ないです) 奥多摩に帰り、停車中のホリデー快速東京行きに乗り込むとまたもや満員電車。
ハイキングからがっつり登山まで、さらには温泉、岩登り、カヤックといろんなコースでいろんな楽しみ方があるのが奥多摩。人が集まるのも無理はない。
来週もお天気だったら、紅葉求めてまたゆきたいですね~。