2006年8月21日月曜日

狩人と犬、最後の旅 

8 月 12 日

今日は小粋に銀ブラなどするくまです。

ほんとうは映画を見に来たのだ。

狩人と犬、最後の旅

とても良い映画です。風景の美しさは圧巻。また、私のような大型犬好きにはたまらない映画です。もこもこしたシベリア犬がとっても愛くるしい。

厳しい北の大地で自然に密着して暮らす実在の罠師ノーマン・ウィンターを、ノーマンさん本人が演じています。ドキュメンタリーのようですが、フィクションです。しかし、急流をカヌーで下り、凍った湖で犬ぞりを駆る躍動感や、罠を仕掛け、丸太小屋を手作りする熟練の技術は、ご本人ならではのリアリティ。そして、大規模な森林伐採のために年々猟場を追われ、森での生活を愛しながらも森を離れるべきだろうかと葛藤する姿は、ノーマンさんのおかれている厳しい現実を反映するものなのでしょう。

でも、「狩人と犬、最後の旅」って、鑑賞欲をさそう良いタイトルだと思いますが、ちょっとあざといかな。このタイトルからストーリーを想像してゆくと、肩透かしかもしれません。

くまも犬ぞりと走ってみたい!


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