2006年10月3日火曜日

奥鬼怒温泉郷; 後編 ~ 鬼怒沼の草もみじ 

フィールド・オブ・ゴールド♪

今日は鬼怒沼の草もみじ↑を目指してゆくよ。

前を行くのはおっさん。「まって~!」

きのこ二連発。右手のきのこは "タマゴボーロ" というお菓子にそっくり。

今回の紅葉大賞! もうしばらくしたら、この森の中いっぱいでこんな鮮やかな赤色が見られるはずだよ。

↓こちらはちいさい紅葉大賞。

展望台からオロオソロシの滝を一望。なにやら由来のありそうな名前だな。

碧々と苔むした岩。なんだか、屋久島のもののけ姫の森(白谷雲水峡)を思い出すなぁー。

歌っちゃうぞ 「ものの~け~たち~だけ~♪」

そしてとつぜん、目の前に湿原がひらけるのでした。

生憎立ち込める霧で視界が曇りがちでしたが、一面赤金色の草原は想像以上の美しさです。

それでは草もみじを眺めながら、八丁湯さんで作っていただいたおにぎりをいただきます。至福のとき~。

これはおっさんが撮ったお気に入りの一枚らしい。なぜなら、水面にも紅葉が映っているから。

下りの途中でおっさんに「鼻血出てる」と指摘されびっくり。先日の焼岳登山の翌日にも鼻血が出た私は、鼻血キャラを確立しつつあります(しょんぼり)。急場しのぎにティッシュを詰めて、誰とも行き交わないことを祈りつつ下山します。

※※※

山を下って、今夜の宿の手白澤温泉までさらに 40 分の山道を行く。(ゆるやかな車道を通っても行けるのですが、くまたびを率いるおっさんは当然険しい山道を選びます。) まさに秘湯です。

こちらは日帰り温泉を受け付けておらず、お客さんは一日 6 組限定。お部屋に TV はありません。ひたすら温泉と自然と静謐さを堪能するお宿です。

温泉犬クロちゃんと再会。日本犬らしく愛想なし。そこがいいんだけど。

名物は「お箸で食べるフレンチ」の夕食です。

「わーい、しゃけだ~♪」 ← ほんとはマスだよ。

「むむ、これは・・・?」 なんとサンショウウオ(中央)。私はちょっとどうしても手が出なかったけれど、おっさんはうまいうまいとたいらげておりました。

で、メインの↑イワナのムニエルと↓牛ヒレ肉のステーキ。

うはぁ、すごい贅沢。おなかいっぱーい!

でもデザートは食べる。

あとは温泉に入って、ぐっすり寝ました。

※※※

翌朝。

雨が降ってきちゃったね。

今日は歩いて女夫淵まで戻ります。ゆっくり行こうね。

雨の森はしっとりしていて、なかなか悪くないのです。

紅葉ちょっと手前の、奥鬼怒の旅でした。


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