日光強行軍：前編 ～ 雨の強行軍

6 月 9 日

浅草からスペーシアに乗って旅に出るのだ～♪

今回の旅くまは ハシモトとスノーウィーちゃん（旧スノボくま；急遽命名）です。なぜスノーウィーちゃんであるかというと、以前にも日光を訪れた経験者だから・・・じゃなくて、ニスを塗って一応の防水対策がされているのはこのくましかいないから。東京は朝から雨。今回は冬にも訪れた奥日光の戦場ヶ原界隈を長時間トレッキングする予定なので、水に弱いくまたちは戦々恐々・・・。

奥日光は山の上なので平地とは天気が異なる可能性もあるという。それを期待しつつ・・・。

「雨、やまないかな」

東武日光駅からバスに乗っていろは坂を登ります。雨は止む気配なし。中禅寺湖あたりでレインコートを着こんで準備していると、バスの運転手さんから「ハイキングするの？根性あるねぇ～」と感心されてしまう・・・。

竜頭の滝バス停で降ります。

これが竜頭の滝。

千手ヶ浜まで中禅寺湖に沿って山道を歩きます。

雨の森の植物たち。

中禅寺湖は霧の中。

木の葉の下で雨宿り。

きのこきのこきのこ・・・。

レンゲツツジ？

そろそろ千手ヶ浜に到着です。

千手ヶ浜では、クリンソウを見ることができました。

西ノ湖まで歩く予定でしたが、雨の中、少々寒くなってしまったので、丁度やってきたハイブリッド・バスに乗り込み、小田代原に向かうことに。

小田代原バス停でお昼にしました。

「これが料理が苦手な人間の作ったお弁当か・・・」 うるさいです。

小田代原の木道を歩きます。

水も滴るズミの花。

雨のせいか、はたまた平日であるせいか、人っ子ひとり見かけません。郭公とウグイスの囀り声だけが響きます。静か過ぎて怖いくらい。（特に「熊出没注意」の看板を目にしてからは・・・。）

戦場ヶ原も人の気配なし。

雨に降られたのは残念だけど、これだけの環境を独り占め （2 人占め・・・えーとくまも入れると 2 人と 2 匹占め？？？） できるとは、ちょっと贅沢な気分。

光徳入口まで歩いて、本日のトレッキングは終了～。バスで湯元の旅館に向かいます。

前回のスノー・トレッキングのときにもお世話になった旅館はお風呂が最高。硫黄の香りたっぷりの白いお湯は、疲れた身体に効きそうです。

お風呂のあとのお楽しみといえば

これですな。

「栃木牛～！」

まんぷくまんぞく。

実は 6 月の奥日光は、小学校の林間学校のメッカらしい。湯元に着いたら小学生の集団を載せた何台もの大型バスに遭遇しました。旅館でくつろいでいたら、窓の外から「超～可愛い～！」「マジヤバ～い！」という歓声が聞こえてきて、ちょっとがっくり（笑）。

さー、明日は晴れるでしょうか？

つづく。