2007年3月15日木曜日

くまとのりこと偕楽園 

3 月 11 日

先週日曜日に電話が鳴ったとき、「のりこだな」とピンときました。

案の定 ↓

(← バイソンのりこ)

梅の季節になると、バイソンのりこ(姑)& よしお(舅) に誘われ、茨城 (のりこの故郷) に行って偕楽園で花見して、水戸であんこう鍋を食べる。これが恒例行事になっています。

11 日朝、9:30 上野発のフレッシュひたちに乗るため、神奈川から出てくる両親たちと、こちらの地元の駅で 8:30 に待ち合わせしたのですが、7:30 には「もう着いた」と電話がありました。これも一応想定内 (毎度のことです)。

この日は前日までの晴天が嘘のような大雨。くまも久しぶりにラップ巻きにされました。

電車に乗るやいなや、のりこが朝ごはんにとお弁当を渡してくれます。メニューは、おにぎりと大量のイカと鶏のから揚げ。毎年、これを食べては、後に苦しみながらあんこう鍋を消化することになるので、「朝食べてきたから、夕ごはんに食べるね」とかばんにしまいます。経験値、上がってます↑。

冷たい雨と風に晒されて、 偕楽園を散策。しかし 3 人 (のりこ、よしお、おっさん) が 3 人ともてんでばらばらな行動をとろうとするので私はテンパりまくり。これも昨年と同じだなぁー。

バイソンのりこは「梅娘」(和服姿のきれいなコンパニオン)を見かけると磁石に引き寄せられるように近づいて、カメラオヤジたちの輪にに混ざり、しきりとシャッターを切っていました。しかし凍えるような寒さの中、梅娘たちのプロフェッショナルな笑顔は微妙に奥歯に力が入っているように見えました。たいへんなお仕事ですね・・・。

雨に濡れた花もなかなか風情があります。今年は暖冬の影響で、すでに盛りを過ぎていましたが。

ひとしきり周遊して、次の目的地はおみやげもの屋さん。 のりこいわく、納豆も梅干も茨城のものは「全然ちがう」美味しさだそうです。しろくま家用にも買っていただいちゃいました。ありがたや~。。。

ちなみに晴れた日の偕楽園はこんな感じ・・・。

<< 昨年 3 月 19 日のブログに載せた写真です。実際、やってることは同じです。。>>

では、水戸に移動してあんこう鍋をいただきます。

寒いところから急に暖かいところに来たので、カメラのレンズが曇ってしまいました。天然ソフト・フォーカス。

のりこは「茨城の刺身はおいしい、全然ちがう!」と重ねて力説。海が近いからでしょうかね?たしかにおいしいのです。

おっさんは↑がふぐの皮だと聞いて、すごく盛り上がっていました。私は山口の出身なのでふぐなど珍しくもありません~(大嘘)。

あん肝は見た目でとっつきにくかったけれど、食べてみるとすっごくおいしいのです。

「コラーゲンたっぷりでオレも美肌になれるかな?」

よしお (舅)は、「店で食べるとおいしいんだ。自分で作ってもこんなにおいしくないんだ」という主旨の話を 30 回くらいループさせ、のりこに煙たがられていました。 でも、私は、お義父さんとお義母さんは最強のタッグだと思うよ・・・。

「おかわりちょうだい」

お料理を楽しむ合間に、酔っ払ったよしおがしきりに仲居さんにお酒を勧めて困らせているのをたしなめる。のりこがバッグから自前のポン・ジュースのボトルを取り出しぐびぐび飲み始めて肝を冷やす。おっさんが出しっぱなしにしたハシモトを、仲居さんに気付かれないように間一髪隠す。(誰も彼もみな天然さんばかり。)いろいろと気が気じゃないのだ。

そうこうしてる間にハシモトまで潰れてしまった・・・。見事に完食してますね。(義父はハシモトを見て「なんだそれ、ヒツジか~?」とのたまいました。よく義理の両親の前でくまたちを出しても平気?と聞かれますが、平気です。天然だから。

はー、まんぷく満足~。

お店から出ると、来たときとはうって変わってまぶしい青空が広がっていました。私たちが偕楽園に居る間だけ、ピンポイントでどしゃぶりだったようです・・・。なんだか悔しい。

青空をバックに、水戸駅前の黄門様ご一行と写真を撮ってみました。

楽しかったけれど、言いようのない疲労感にも襲われ・・・。ファミリーの間には、強い絆と、深くて暗い川がある~♪ ことを再確認する旅でした

また来年!(おそらく。)

しかしこのスケさんだかカクさんだか、妙に男前じゃないですか?


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