2006年7月8日土曜日

尾瀬をあるこう: 前編 

夏がくーればなに思い出す?

はるかな尾瀬?遠い空?

ってなわけで (どういうわけで?) 今回のくまたびは水芭蕉が夢見て咲いているという尾瀬を目指します。

6 月 30 日 浅草発の尾瀬夜行に乗り込みます。

なんと 23 時 55 分 出発なのだ。

夜景に見送られて。

座席はリクライニングしないので、なんとか座ったまま眠れる体勢をとります。やっぱり熟睡は難しい・・・

7 月 1 日 深夜 3 時半頃に 会津高原尾瀬口駅に到着。バスに乗り換え、激しい雨の中、尾瀬沼山峠へ到着したのは明け方 6 時。妙にふわふわした現実味のない感覚・・・。

元気をふりしぼり、またもや雨の強行軍に乗り出します。 歩き始めて 10 分もしないうちにすっ転び、濡れた木道は滑るので危険、ということを身をもって証明した!

最初にたどり着いたのが大江湿原です。

花たちもまた、雨の中

今回の旅で編み出した、防水対策 → くまをラップでぐるぐる巻き。

濡れないぞ~♪

水滴でマロ (お公家さん) の眉毛みたくなっちゃってます。

尾瀬沼を眺めるハシモト。男は背中で人生を語るのだ。

ここで朝食兼昼食。

夕飯の残り+冷凍食品のやっつけお弁当。

「進歩ねぇなぁ・・・」 うるさいです。

休憩しているうちに、雨が上がりました。そしたら、晴れなければ開花しないという「タテヤマリンドウ」のちいさなちいさなつぼみが、

ほら、開いた!

ラップ巻きからも解放されました♪

青いお星様みたいなんだよ~。(そうとうお気に入りです。)

樹上で謎の鳥がさえずる

池塘では花がほころぶ

ズームしてみるとこんな感じ。ミツガシワかなぁ?

白砂峠を越えて、尾瀬ヶ原を目指します。

山道の途中には、雪渓も

変わった形の植物

山道を下りに下って、本日の宿泊地、見晴に到着です。

ここから尾瀬ヶ原が広がっています。尾瀬といえば思い浮かべるのがこの尾瀬ヶ原の風景なのでは。お世話になる山小屋に荷物を預かってもらい、ちょっと散策してみましょう。

おー、至仏山が雲の合間に姿を現しました。

木道歩きは楽しいね。

7 月の尾瀬ヶ原を一面黄色に染めるという日光キスゲ。この日見つけたのは、この 1 つだけ。

背後にぼんやり見えているのはレンゲツツジ。

← これね。

ヨッピ橋です。歩くとぐらぐら揺れます。揺らすんじゃな~い!

今年はワタスゲの当たり年なんだって (全盛期には早かった)。

ほら~リーゼント!

オレだって!えーと、デヴィ婦人?

(ワタスゲは摘んではいなくって、束ねただけなのです。)

そんなことして遊んでいたら、また雨が降ってきました。急いで山小屋に帰ります。

山小屋初体験。2 畳の部屋に布団が 2 組。(大部屋ではなく、個室に対応してくれる山小屋なのでした。)

あったかいお風呂はありますが、石鹸、シャンプー類の使用は不可(水質保護のため)。歯磨き粉も使えないので、お塩を持参しました。

7 時頃に布団に入ると、あっという間にブラック・アウト。死んだように眠りました。

そして翌朝につづく。


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